アイヌの口琴『ムックリ』製作と口琴の日々。

オリジナルムックリを自分なりに製作しています。 鉄口琴を含めて楽しく琴活しましょう。

口琴ではないけれど。太鼓とか。

こんちは。

ここ3か月、レコーディングをしているんです(口琴博物館のスペースで宅録)。

いま5、6曲録り終わって、でも、売るためのCDじゃなくて、20年前に作った曲で未録音だったやつを録ってるの。

 

下の写真は使用した太鼓たち。

 

 

 

これは巨大ひょうたんに水をはって、それより小さいひょうたんをかぶせたものです。

平和な音がでるんですよ。

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しまうときは案外まとまります。

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これは友達が焼いてくれた、壺のたいこ。ウドゥという名前で知られています。

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これはお馴染み、ジャンベ

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みなさんはどんな太鼓使ってますか?

 

 

こちらは愛用のカリンバ系です。

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【売約済】ムックリ シラカンバ

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ご希望の方に写真のムックリ『シラカンバ』をお譲りします。

自作ですが、よく鳴ります。

メールでご連絡ください。

 

8080hippie@gmail.com

 

<以下お知らせください>

・メールタイトルは「ブログ販売」

・郵便番号

・お届け先住所

・お名前

 

価格2,000円(税不要)

送料140円

のちほど銀行振込口座を返信します(振込手数料ご負担ください)。

 

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竹は新潟産

揚げ時間約1分

製作前 乾燥期間約2年

完成後 乾燥期間3か月

広島口琴

こんにちは。

広島市の桃源さんという骨董屋に寄りました。

そしたらこんなに口琴が売ってて、しかも、珍しいものがたくさん。

金欠だったけど、写真の真ん中下に写っている、ちっさなやつ買いました。

4000円。

これは地元広島の当宮氏の自作のもので、お店の方の話だと、割りピンをもとに作ったとのことです。

お店の方も口琴に対して造形が深く、ぼくのこともご存知でムックリのこととかお話しできて嬉しかった。

 

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バリ島、台湾、ラオス、タイの口琴がありました。

宮文の刃物

札幌市の狸小路に昔からある刃物専門店の品物は、ちゃんとしたものばかり。

今回、性能の良い平刀が欲しくて訪問したところ、このシリーズがとても気に入りました。

これは版画刀で彫刻刀ではないんですが、ムックリづくりにはちょうどいいです。

ただ、刃先が丸平タイプしかなかったのですが、その場で平刀に加工してくれて一件落着。

次使うのがとても楽しみだ。

 

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実物を見たかったムックリ

昨夜終了したYahoo!オークションに古めかしいムックリがありました。

赤いアイヌ玉が良いアクセントになっています。

裏面はほぼ真っ黒でかなり汚れていますがいつの年代のものかはっきりしていないそうです。

弁の切り出しの形状を見るとマキリで作ったものではなく糸鋸であることがわかります。日本で糸鋸(手動)がつかわれ始めた年代を調べれば、最も古い可能性の年代推測も可能でしょう。

ただ、紐が元々茶色っぽいので、これは現代使われている糸に似ているようにも見えます。紐を結んでいる棒や、左手で握る部分も少し薄くしてあって現代風。

古い物か、とても汚れた最近のものか、不明。

実物をみてみたかったですね。

 

 

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【売約済】ムックリ

 

ご希望の方に写真の自作ムックリをお譲りします。

とてもよく鳴ります。

 

飾りに北海道のベカンベの実(ヒシの実)をつけています。

 

 

メールでご連絡ください。 

8080hippie@gmail.com

 

<以下お知らせください>

・メールタイトルは「ブログ販売」

・郵便番号

・お届け先住所

・お名前

 

価格2,000円

送料120円

のちほど銀行振込口座を返信します(振込手数料ご負担ください)。

 

もしご注文があったら記事タイトルを【売約済】に変えます。

 

 

※バックがトマトなのは気にしないでください。

たまたまうちの畑から採ってきたので背景にしました。

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ベカンベを乾燥させ触っても痛くないように加工済み。

実を強くひっぱったら壊れて紐から抜けるかもしれません(ムックリ本体に影響はないでしょうけどねー)。

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マキリ

 

マキリとはナイフのことですが、工作の必需品ひとつです。

 

上のマキリは何に使うと思いますか?

これは、竹を板状にしてから「薄くする」ためのもの。

特注品です。

下はふつうのマキリに見えますがものすごい切れ味です。コワ。

 

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【売約済】ムックリ

自作のオコタンペシリーズ。けっこうよく鳴ります。

ご希望の方に写真のムックリをお譲りします。

メールでご連絡ください。

 

8080hippie@gmail.com

 

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・メールタイトルは「ブログ販売」

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・お届け先住所

・お名前

 

価格2,000円

送料140円

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ムックリ、ムックリらしきものの製作

 

作っているとき、ふだんあまり写真は撮りませんが

ムックリや、ムックリのようなものの製作風景です。

まぁ、試行錯誤が現実。失敗なんかいつも・・です。

 

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①一枚目の写真。全体的なシルエットについて。

北海道の主流のムックリを製作されている鈴木紀美代さんのムックリ
型紙を使用して作っているため、ほぼ同じ全長と幅です。
いろいろな大きさを試しましたが、やはり鈴木さんの目ききは素晴らしく、
この大きさがムックリ黄金比とわかりました。

 

 

②二枚目の写真。綿の秘密について。

ぼくのムックリには紐の結び目に綿をからませてあることが多いんですが
これは以下の私の意図からです。

・これを思いついたきっかけですが、演奏時に結び目の「玉」がムックリ本体に当たってコンコンと雑音を出してしまうのが気になったので綿を巻いてみたんです。

工具によっては糸をとおす穴が大きくなります。
穴が大きければ結び目の「玉」を大きくしないと演奏時にスポッと抜けてしまいます。
それを防ぐために結び目のを大きくすると、雑音がでてしまう。その対策です。

ほからも理由はあって、綿を巻くことで糸が抜けにくくなる効果を得られること、白い丸い綿の見た目が好きなこと、あとは、ムックリ製作最終工程の作業なので「いい音で鳴ってね」というぼくのおまじないです。

 

 

③三枚目の写真。細くしている目的は?

全部の自作ムックリに施すわけではありませんが、口にあたる範囲に合わせて細く加工することがあります。
これは口をなるべく開けないで演奏するため。
口琴を演奏される方はわかると思いますが口はなるべく開けない方が
口腔内の筋肉をいろいろ操作しやすいんです。
また、口を開けないことで余計な空気の漏れを防ぐことができます。

 

 

③-2
持つ部分に彫刻してあるのは、溝をつくることで演奏時のグリップ力を高めるためです。
なので裏側にも刻みを入れることもあります。
それと・・・少しでもかっちょよくしたいと思って彫ってます。

 

 

④弁に溝をつけてあることがあります。
これでもわずかながらに倍音は変化します。

人さまのものになるムックリには大きな冒険はしませんけど、ほかの削り方ですごく変わる方法も見つけました。
欠点としては、削る分だけ弁の質量が減り慣性が弱まるリスクがあること。
弁の振動力が大き竹の場合にのみ施せます。

 

 

④-2
ムックリの紐はタコ糸でも良いといわれますが、もともとは漁網であるこの小豆色の糸に勝るものはありません。
撚りが強く、太さもちょうどいいです。ムックリにこの糸を採用したのは多分鈴木紀美代さんかと思います。
彼女のムックリ文化継承の功績は非常に大きく、本当に尊敬していて、ぼくの中では安東ウメコさんと並び偉人なんです。

 

 

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